R.U.S.E.研究室

ドイツ対策

 高コスト体質の国家。ユニット構成はバランスよく見えるが、とにかく資金難になりやすく、金策が最優先課題となる。ドイツは序盤から終盤まで財政難なので、ドイツに対して有利に戦うのは難しくない。

序盤

 序盤でドイツがとれる戦術は、歩兵ラッシュくらいだろう。運の要素が強くなるがJU87空挺作戦も成功することがある。状況次第ではIV号戦車も活躍する。

 しかし基本的にドイツの相手は楽である。陸の主力となるであろうIV号戦車III号突撃砲パンターなどはコストが高く大した数を生産できない。タイガーも同様である。

 空軍で考えても、ME109はコストが高いためドイツに制空権を握られることはあまりないだろう。早い段階からME262に移行したら、資金難で何もできなくなるのがオチである。また、ドイツは対空砲が出しにくく、対空能力を持ったバンカーも存在しない。

 ジークフリート要塞で戦おうとするプレイヤーもいるが、中戦車を複数突っ込ませれば割と簡単に破壊できる。前に出てくるドイツは積極的に叩いてしまおう。

 注意すべきは対戦車砲あたりか。森の多いマップでは対戦車砲歩兵JU87をうまく使われて攻めあぐねることがある。ドイツに限ったことではないが。

中盤から後半

 中盤以降も陸軍はあまり脅威とはならない。キングタイガーシュトルムタイガー、そしてマウス、いずれもコストに見合った働きができる性能とは言いがたい。IV号戦車パンターは移動速度がそれなりに速いため、油断は禁物である。

 空軍はしっかりと備えていないと痛い目に遭うことがある。ME262は最速なので大抵の戦闘機は追いつくことができない。また、ヴィルベルヴィントは攻撃力が高く、射程に入れば簡単に撃墜されてしまう。基本的にはドイツの航空機を誘い込んで撃墜するように努めた方がいいだろう。

 ドイツ空軍を無理に駆逐する必要はない。戦闘爆撃機のJU87は対空砲があれば簡単に撃ち落とすことができるため、脅威とはならない。そして爆撃機のHE111AR234ブリッツは威力不足だから、爆撃されても大した被害は出ない。

 AR234ブリッツは撃ち落とすのが難しく、本部を爆撃されるとちょっと痛い。その前にドイツを叩いてしまおう。