R.U.S.E.研究室

フランス対策

 フランスの特徴は序盤の強力な陸軍ユニットである。戦車から大砲、バンカー、対戦車砲まで強力なものが揃っているが、後半はぱっとしないユニットが多く、陸軍は貧弱。フランスの特徴を良く理解して対策するようにしたい。

強力なバンカーと戦車

 まずバンカーが強力だ。マジノバンカーは歩兵や中戦車の接近を許さないし、要塞化陣地は陸も空も攻撃でき、耐久力とコストのバランスも優れている。争いの中心となる場所に設置されてしまうと、一気に進軍が難しくなってしまう。

 B1 BISは装甲4でわずか20ドルとコストパフォーマンスに優れて打たれ強く、SAU 40は対戦車戦も十分にこなし、なおかつ対戦車砲や大砲にも一方的に攻撃ができる優れもの。S35も平均的ながら使いやすい戦車だ。

序盤の強弱

 さらに対戦車砲は研究せずに、しかも10ドルで長射程・高威力のAT 47MMを生産することができる。これは他国にはない特徴。

 大砲も強力で、10ドル大砲があるのはフランスと日本だけである。このようにフランスには他国よりも優れたユニットが揃っている。

 序盤で弱点となりうるのは、偵察と歩兵だろう。偵察ユニットはパナールのみだが、25ドルは結構な高コスト。戦闘爆撃機で狙って破壊してやればフランスは消耗していく。また、フランスは重歩兵が出しにくいことも特徴である。

フランスの弱点

 フランス最大の弱点は、なんといってもユニットの移動速度が低いことだ。対戦車砲や対空砲が遅いのは他国と同様だが、それ以外のユニットも軒並み移動が遅い。当然ながらバンカーは動けない。ここを狙うべし。

 フランスと戦うとき、正面から戦ってはいけない。フランスには強力な陸上ユニットが揃っており、どのような攻撃にも対応できる能力がある。基本的には不利になってしまう。

 もう一つの弱点が、空軍だ。フランスの空軍は弱いので制空権を取るのは難しくない。ただしフランスの対空砲や要塞化陣地は決して弱いわけではないので、空軍で攻撃するときには注意すること。

 フランスに迂回されてしまうことは少ない。フランスに対してはこちらから積極的に多方向から攻撃を仕掛けるとよい。

中盤から後半

 中盤以降のフランスはあまり強くないが、ARL 44などはそこそこの性能を持っており、全体的にバランスは悪くない。やはり空軍を中心にした戦いがおすすめ。陸で戦う場合でも、序盤に比べれば勝機はずっと上がる。

 フランスを相手にしたときは、多方向から揺さぶりをかけて狭い地域に封じ込めるようにして戦おう。