R.U.S.E.研究室

イタリアの特徴

 兵舎や装甲車両基地から安価で速度のある戦車を生産できるため、序盤から中盤にかけて力を発揮する。スピードを生かして敵を翻弄するように戦うことができ、それが楽しい。

 反面、対戦車ユニットでがっちり防衛態勢を取られると攻撃が頓挫しやすく、各国に重戦車や大砲が揃ってくると苦しくなる。序盤の果敢な攻撃と的確な判断での退却、方針転換が重要となる。また、なぜかほとんどの兵器の研究速度が75秒と長くなっている。

 空軍は十分な性能を持つため、空軍に移行するのも悪くない。

イタリアの基本戦術

 最初からカルロM15を量産して奇襲を仕掛けるのが一般的だが、敵も警戒して対戦車砲や駆逐戦車を出してくることが多いので、速度を生かして補給拠点を叩いていこう。ダミーを活用して次々とユニットを送り込めば、敵はその対処に追われることになる。その間に次の手に移りたい。

 55MMカノン砲M105は攻撃が止まっても圧力をかけ続けることができるため、積極的に投入したい。駆逐戦車のセモヴェンテも比較的安い費用で研究・生産できる。

 序盤からプロトタイプ基地を生産するのも悪くない。基地は高いものの、ユニットは安価で高性能なものが揃っている。カルロP26は射程が短いものの装甲4で貴重な存在。M15コントラエーレオは空軍を追い払うのに役に立つ。

 敵が戦車ラッシュに警戒しているようなら、P108で拠点を焼き払ってしまおう。ファルコは速度が他国より優れており、サエッタベルトロの性能も上位に入る。

 敵が重戦車や榴弾を揃えてくると、正面からの戦いは厳しくなってくる。

友軍には

 序盤の友軍にとっては攻撃が最大の防御となる。積極的に攻撃しよう。後半は苦しくなってくるので友軍の援護が中心となる。M105カルロP26M15コントラエーレオならば十分に援護できるはずだ。
 空軍に移行してもよいが、スパルヴィエーロの対地攻撃力は低い。

基地別ユニット解説

司令部

 90mm対戦車砲陣地は射程が長く強力な対戦車能力と対空能力を持つ。

兵舎

 サハリアーナは偵察能力を持つ歩兵。戦闘能力は皆無なので戦わせてはいけない。ベルサリエリグラナティエリは対歩兵能力は高いが、対戦車能力は低い。

 カルロM11は兵舎から出せる戦車。弱いが安いので歩兵と一緒に奇襲をかけるのもあり。カルロ・ベローチェは対歩兵専用。

大砲・対空基地

 ブレダ20MMは役に立たない。

 M105は4両も揃えれば森に隠れた対戦車砲や歩兵を次々と撃破してくれる。積極的に投入したい。

装甲車両基地

 アウトブリンダ40は20ドルするが非装甲。前に出さないように。アウトブリンダ43にすればまずまずの性能。

 カルロM15は費用と速度が非常に優れている。それ以外の性能は低いので、集団で運用すること。

対戦車基地

 AA90MMは射程が600mと長く、対空能力もある便利なユニット。非装甲で森には入れない。

 セモヴェンテは安価で強力な駆逐戦車だが、装甲1が辛い。移動中に攻撃はできないので、盾となるユニットが必須。

飛行場

 ファルコは高速の偵察機。サエッタベルトロは平均的で十分な性能を持つ。

 スパルヴィエーロは威力が低く安くもないので、あまり使えない。P108はコストパフォーマンスに優れ、数を揃えやすく速いため奇襲を成功させやすい。

プロトタイプ基地

 M15コントラエーレオは優れた対空戦車。これが出せるのもプロトタイプ基地の魅力。

 カルロP26は貴重な装甲4の戦車。足も速く安価。最初から主力として使うのも有効。

 ブレダ90/53は車両タイプの高射砲。装甲はないが安価で速度もまずまず。ただし移動中に攻撃はできない。ランチャ・フィアンメは高速の火炎放射車両。研究は必要だが安価で使い勝手がよい。