R.U.S.E.研究室

ケイト・ガーナー

 連合軍の情報部員。ストーリーの鍵を握る謎の人物。

連合軍情報部

 アメリカ軍の実力者、ウェザビー将軍に取り入っていた女。実は「プロメテウス」のコードネームを持つドイツのスパイで、アメリカ軍の作戦情報を入手してはドイツ軍のリヒター将軍に流していた。

 ちなみにプロメテウスはギリシャ神話に登場する、人間に火を与えた神である。人間はプロメテウスに与えられた火を活用することで文明を発達させたが、同時に争いも生まれたという。

 情報流出と自らの才能不足によりウェザビーが失脚すると、頭角を現したシェリダンに接近するようになる。ドイツ軍の情報をシェリダンに流し、情報将校のキャンベルと対立する。

 憤慨したキャンベルシェリダンの元を去った。

マーケット・ガーデン作戦

 キャンベル不在の状態でマーケット・ガーデン作戦に参加することとなったシェリダンだが、ケイトはキャンベルに代わってシェリダンの指揮に口を出すようになった。

 この間、連合軍の情報をすべてドイツ側に流し、作戦を失敗させる。失意のシェリダンを残し、目的を果たしたケイトは去っていった。

共産主義の野望

 ケイトは実はソ連の二重スパイだった。彼女は熱心な共産主義者だったのである。共産主義国家の実現を夢見たケイトは、ドイツ軍の秘密兵器V2ロケットを入手するが、ケイトの動きを察知したシェリダンらの迅速な行動によって阻まれた。

 追い詰められたケイトは核を搭載したロケットを乱射して抵抗するも、逆に核搭載ロング・トムの砲弾を撃ち込まれて死んだ。

 世界は平和になったのである。