R.U.S.E.研究室

ランダムのすすめ

 特定の国家を愛用している人は多いだろう。アメリカが好きだとか、イタリアが好き、ナチスドイツが好き……。

 国家の性質上、どんどん攻撃したい人はイタリアを選びたいだろうし、逆の人はイギリスを選んだりするだろう。あるいは空軍がやりたいという場合もある。

ランダムのすすめ

 でも、どうしても同じ国ばかり使っていると戦術がパターン化されてしまうし、国家同士の相性が気になってくる。たとえば、どうしてもソ連はイタリアに対して不利になる。

 R.U.S.E.を楽しむなら、ランダムが断然おすすめだ。対等の条件で戦いたいという人も多いかもしれないが、勝敗にはいろいろな条件が重なる。強い人だってあっさり負けることも多いのだ。

 対等の条件に見える戦いで戦って負けたら、気分が悪いじゃないか。

 それにいろいろな国家を使っていると、それぞれの差がよくわかるようになってくる。相手の気持ちがわかる。意外とイタリアのカルロM15は出せないものだな、ああ、あれはダミーだったのか。とか、序盤のイギリスの不自由さはすごいな、とか。

 この経験は、いざ自分がその国と戦うとき、とても役に立つ。上達も早くてお得、というわけ。

状況に応じた戦い

 前衛だからフランス、後衛だから日本、とかやっていると、勝てる可能性は高くなるが、結構早く飽きてしまう。

 イギリスの陸軍で戦わざるを得ない状況、ソ連の空軍で戦わざるを得ない状況など、いろいろと挑戦してみると楽しい。せっかくユニットが用意されているのだから。

 特に空軍ばかりやってる人や、陸軍ばかりやっている人は、いろいろなユニットをぜひ使ってみてほしい。意外な使い方ができたりする、かも。

敗因・勝因

 R.U.S.E.の場合、敗因や勝因はよくわからないことだらけ。

 見た目ではフランスの陣形が崩壊して敗北したように見えても、実は友軍のドイツがマウスばかり作って何もしていなかった。

 見た目ではフランスが次々と敵ユニットを撃破していったとしても、実は友軍のアメリカ空軍が睨みをきかせていた。

 などなど。あまり細かいことにこだわらず、その戦い戦いを楽しむのがいい。