R.U.S.E.研究室

戦闘爆撃機対策

 前線に展開する陸上ユニットを敵の戦闘爆撃機から守るのは、至難の業だ。

 JU 87などの特殊な動きをするユニットを除けば、戦闘爆撃機は目標に向かってまっすぐに突っ込んでくる。

攻撃態勢に入る前の迎撃

 陸上ユニットを守るならば、戦闘爆撃機が攻撃態勢に入る前に撃墜するしかない。

 まず考えられるのが、戦闘機で撃墜する方法。しかし、敵の戦闘爆撃機が飛び出してきた瞬間に指示を出して撃墜することは、よほどの反射神経がないと不可能。敵が飛行場から飛び立ち、攻撃態勢に入る前に撃墜してしまえばよい話なのだが、通常、敵飛行場周辺には敵の対空砲や戦闘機が多数待ち構えている。下手に突っ込めばこちらの戦闘機が蜂の巣になってしまう。

 次に対空砲の対空砲火により撃墜することはどうだろう。対空砲は敵航空機が射程に入れば自動で攻撃を開始するので、プレイヤーの反射神経は必要ない。しかし最前線のユニットは対空砲より前方にいるため、敵戦闘爆撃機が対空砲の射程に入った瞬間には、すでに攻撃態勢に入っている。撃ち落とすのは不可能だ。

 したがって、どうやっても陸上ユニットを守ることはできない。彼らには尊い犠牲になってもらうしかない。なので、高級で装甲の薄いユニットはあまり前に出さないように。

戦闘機の迎撃

 攻撃阻止は無理でも、せめて敵の戦闘爆撃機は帰還させないようにしたい。無事に帰還されてしまえば、こちらのユニットが損害を受けただけで大損である。

 戦闘機で撃墜できないか。

 やってみるとわかるが、戦闘機は割と反応が遅い。敵の戦闘爆撃機の攻撃を見てから指示を出したところで、手遅れということがほとんどだ。もちろん、そのまま追いかけていけば飛行場に着陸する前には交戦はできるだろう。

 しかし、敵陣深くまで追いかけていく形になり、敵戦闘機が待ち構えていたり、対空砲火で蜂の巣にされてしまうことが多々ある。敵の戦闘爆撃機を撃ち落とすどころか、こちらの戦闘機を複数撃ち落とされることになりかねない。

対空砲の迎撃

 では対空砲はどうか。可能だ。

 少量の対空砲では撃ち落とすことはできないので、大量に配置するか、あるいはヴィルベルヴィントのような高性能の対空砲を複数配備すればよい。

 大量の対空砲を配備すれば、敵の航空機はそのエリアを飛ぶことはできなくなる。敵戦闘爆撃機からの攻撃を防ぐだけでなく、強制的にそのエリアの制空権を奪い取ってしまうのだから、なかなか強力な方法だ。

 ときどき、敵の攻撃を防げないのは戦闘機が少ないからだと考えて味方の飛行場に狼煙を上げたり、ひどい場合はメッセージで苦情を送ったりする人がいるが、そもそも戦闘機で防ぐのは無理な話なのである。空軍は空軍、陸軍は陸軍が担当するという固定観念で勝手に役割分担してはいけない。防ぎたかったら自分で対空砲を並べればよいのだ。

 とはいえ、対空砲を大量に配備して備えるのは、良い策とはいえない。

 なぜなら、対空砲を大量配備するにはかなりの資金と時間がかかるが、そんなことをしている間に敵の陸軍に戦線を突破される可能性が高いからだ。

原因は別のところに

 ではどうしたらよいか。

 そもそもそのような状況に陥ってしまった原因を考えた方が建設的だろう。戦況は、お互いに戦車を並べ、対空砲で固めていて膠着状態に陥っている。そして戦闘爆撃機の襲撃を受けている。この状態になってしまうと、攻撃を防ぐのは難しいし、航空機も対空砲があるためにほぼ手出しができない。

 そこに至るまでの間に、攻撃するチャンスはなかっただろうか。敵が対空砲を並べているということは、その分戦車などの生産が減っているはずである。その間に攻撃はできなかっただろうか。

 敵の陸上兵力が少ないときは、有利に戦っていると思ったりせず、どんどん圧力をかけていくようにしなければならない。特に、強力な戦闘爆撃機を有するイギリスやアメリカを放っておくと、大変なことになる。