R.U.S.E.研究室

速くて便利な偵察機

 R.U.S.E.では、敵の動きを探ることが何よりも大切。

中盤からの探り合い

 序盤のラッシュでほぼ決着がついた場合を除けば、中盤からがいよいよ戦いの本番となる。敵が出してきた兵種に対抗するユニットを生産したり、上位のユニットの研究・生産へと進むこととなる。

 イタリアのような敵の動きをあまり考えなくてもいい国は別だが、たいていの場合は敵が何のユニットを主力にしてくるかが気になる。また、本部を建てて持久戦に備えている可能性もある。

 いずれにしても、本拠地には常時カモフラージュをかけておくのが一般的だ。自ら探ってみなければ、敵の情報をつかむことはできない。

膠着状態

 膠着状態が続いているときは特に注意しなければならない。

 一気に戦線を突破するべく強力なユニット集団を編成していることや、本部を建てまくってあふれ出るほどの資金を貯め込んでいる場合もある。どちらも完成されてしまっては、対策が困難になる。

 あるいは、あらかじめ予期できればアンチユニットをぶつけることで勝利をつかむこともできる。スーパーパーシングを量産していることが判明したならば、タイフーンを量産しておけばよい。

敵の動きを探る

 カモフラージュだけではなく、敵が無線封鎖をかけている可能性もある。この場合はコインすら見えないので、大量の戦車が完成していても知ることはできない。謀略のスパイを送り込んでもまったく意味がないし、暗号解読は既に基地を設置されている場合、ほとんど役に立たない。

 偵察車や偵察機を接近させるしか方法はないわけだが、たいていの場合は敵も対空砲や対戦車砲、バンカーで対策しており、偵察は困難を伴う。

 特に偵察車は森に視界を阻まれることが多く、肝心の敵本拠地を偵察するのはまず不可能。

 そこで活用したいのが偵察機。偵察機は移動速度が遅く、生産コストも決して安いとは言えない。それでも、敵の動きが見えないときは偵察機で強行偵察をしておきたい。敵が本部を大量に建てていたりしたら、方針を変える必要が出てくる。

偵察機の損失は必要経費

 どうしてもコストパフォーマンスを考えると、偵察機を突っ込ませて対空砲に撃ち落とされたり戦闘機に撃墜されたりしたら損した気持ちになってしまう。

 それでも、偵察機を突っ込ませる価値はある。必要経費だと割り切るようにしよう。ただし、偵察する前に撃墜されてしまってはさすがに損なので、事前にダミー航空機を送り込んで対空砲火の位置や数をある程度把握しておきたい。

 眼前の敵を偵察するのは偵察車の仕事、敵の陣営を強行偵察するのが偵察機の仕事、というふうに考えておくとやりやすいかもしれない。

 偵察機を突撃させた場合、敵の様子が見られるのは短い時間である。協力プレイの時は突っ込ませる直前に狼煙を上げたりすると、連携が取りやすくなるかもしれない。