R.U.S.E.研究室

国家間の相性

 国家間にはどうしても相性の良し悪しがある。

 なんでも、相手の国を見てから自分の国を決めるという手の込んだことをするプレイヤーもいるらしい。そんなことしている暇があるならさっさと始めてほしい。

 それはさておき。国家間の相性を考えてみたい。

ソ連とイタリア

 まず思いつくのが、イタリアとソ連である。ソ連の主力は歩兵で、イタリアの主力は軽戦車だ。これはどう考えてもソ連は分が悪い。

 ソ連は対戦車砲を主体に戦うことはできるが、イタリアにも歩兵ラッシュがある。当然、ソ連だからイタリアにはどう頑張っても勝てないということはないが、ソ連は明らかに不利だ。正面からぶつかるなら、何か作戦を考えておきたいところ。

 ただしIS-2が出せれば形勢は逆転する。イタリアにはIS-2に対抗できる有効なユニットはいない。

イギリスと日本

 序盤に戦闘機や対空砲を出せないイギリスも、日本を相手にするとつらい。イギリスは陸軍を出すという選択肢はほぼないので、どうやって日本に対抗するかに苦心することになる。

 厄介なのは零戦だけでなく、義烈空挺隊や連山と絡めて攻撃されると非常に苦しくなる。明らかに分が悪い。

 スピットファイアを量産できれば逆転はありえる。

援護せよ

 はっきり言って、これらの分が悪い国に対抗するのは、一国では無理だ。ではそういう組み合わせにならないようにすればいいのか? 違う。友軍が支援すればいいだけ。

 まずイタリアを相手にした場合だが、ソ連に限らず序盤にイタリアと対等に渡り合える国はほとんどない。友軍は積極的にユニットを送って支援するべきだ。イタリアは序盤に有効な攻撃ができなければ一気に弱い部類の国になる。

 必死に戦っている友軍を放置せず、どんどん援護していこう。

 次にイギリスの支援。イギリスはある程度資金が安定してくると強くなる。序盤にイギリスが弱いのはもはや周知の事実。積極的に助けよう。具体的には、対空砲で援護してあげよう。零戦ダミーを消してやるだけでも大きな支援になる。

 R.U.S.E.では複数のプレイヤーで対戦することで、国家間の有利不利は案外ひっくり返せることが少なくない。相性なんかにこだわってないで、全力を尽くそう。