R.U.S.E.研究室

対空砲最強論

 R.U.S.E.では航空機を生産するのに大きなコストがかかる。まず飛行場を設置しなければならないし、必要に応じて戦闘機を研究しなければならない。

陸軍にとって必須の対空砲

 空軍を主体に戦うのならばさほど問題は生じないが、陸軍を主体に戦うつもりなら、そんなものにコストをかける暇はない。1両でも多くの戦車を生産したい。

 しかし、空からの脅威には対抗しなければならない。陸上のユニットは戦闘爆撃機や爆撃機に対して、あまりに無力だ。何の反撃手段も持っていない。というわけで、的の航空機を追い払うには対空砲が必要となる。

空軍にとって必須の対空砲

 それだけではない。空軍だって対空砲は必要だ。

 航空ユニットは攻撃を行うと、弾薬切れを起こして飛行場に帰還するという特徴がある。さらに、戦闘機は近くにいる敵航空機を自動的に攻撃する。

 そのこと自体は別に問題ないのだが、問題はダミー航空機を攻撃してしまうことだ。よほど上手に戦闘機を操作しないと、みんな一気に自陣に引き返してしまうことがある。このへんの操作は非常に難しいので、帰還する航空機を守ってやれる対空砲の存在感は大きい。

 それだけでなく、対空砲は攻撃範囲に侵入した航空機を自動的で攻撃する。つまり一方的に攻撃してくれるわけで、敵の航空機は対空砲の射程内に入ることを躊躇するようになる。その範囲内で空戦が起きれば、当然、対空砲の支援を受けられる方が有利だ。

 また、空軍は戦闘機だけ生産して制空権を確保しておけばよいというものでもなく、爆撃機や戦闘爆撃機を生産しなければならない。対空砲があれば、その分戦闘機の負担を減らすことができる。 

少ないコストで生産できるか

 さて、そんな対空砲だが、陸軍の場合でも空軍の場合でも、対空砲を生産するときに要求したいことがある。それは、安いことだ。

 陸軍は戦車をはじめとする陸上ユニットを生産したいし、空軍だって航空ユニットをより充実させたい。対空砲のために用意できる資金はほとんどないのが実情だ。だから、できる限り少ないコストで生産できる対空砲がほしい。

 国家間の優劣は、対空砲のコストで決まるといっても過言ではない。

最弱国家イギリス

 以上の理由により、最弱の国家はイギリスである。空軍が強力というイメージが強いイギリスだが、それは攻撃するときの話。守勢に回ったイギリスは、驚くほど脆い。

 対空砲を生産するには大砲・対空基地に40ドルを必要とするが、そこから生産できるボフォースは平凡な性能であるにもかかわらず、他国の対空砲よりも5ドル高い。対空能力を有するバンカーも存在しない。

 さらに言えば、戦闘機を出そうにもスピットファイアは50ドルの研究が必要となる。文句なしの最弱国家だ。

他の国々

 次に弱いのはドイツ。基地は45ドルと高価で、同基地から生産できるユニットが役に立たない。FLAK 88MMは高すぎて使えず、75MM榴弾砲も15ドルと微妙だ。III号突撃砲はまあ悪くもないが、これらのユニットでは車両に対する攻撃力不足がひどい。

 フランスとソ連は割と優秀。フランスは大砲・対空基地から生産できる75MMカノン砲の使い勝手がよく、戦車対戦車砲と組み合わせやすい。要塞化陣地は対空能力があり地上に対する攻撃力も高く非常に使いやすい。

 ソ連の特徴は、なんといっても基地の安さ。状況によっては自走対空砲のZSU-37を研究することもできる。また、ソ連が主力とする歩兵はコストが安いため空襲にも強い。

最強国家アメリカ

 そして最強の国家は、アメリカとなる。ボフォースM16M19のラインナップは隙がなく、緊急時には対空バンカーを設置することもできる。

 戦闘爆撃機のP47サンダーボルトは対空能力が高いため、状況によっては戦闘機がほとんど必要ないときもある。対空砲のサポートだけで十分だったりもする。

 対空砲という視点から見ても、アメリカは揺るぎない最強国家である。

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