R.U.S.E.研究室

ダミーの優劣

 謀略の種類はどの国家も公平だと思いがち。しかし、国によって差はある。特にダミーユニットは国によって使い勝手に雲泥の差がある。

ダミー空軍

 ダミー空軍は航空戦力の水増しが主な用途であるから、戦闘機が出てくれないと困る。特に戦闘爆撃機については、生産したのにも関わらず攻撃しないなどということはありえないので、あっという間にダミーだとばれてしまうわけだ。

 また、爆撃機のダミーが出てきたとして、敵はそれに備えるために対空砲を増やしたり戦闘機を生産してくるだろう。敵に余計な出費を強いるという意味では使えるのだが、空軍が貧弱でないことをアピールしたい場合には逆効果となったりする。

戦闘爆撃機のドイツとイギリス

 ドイツとイギリスのダミー航空機は、戦闘爆撃機が出やすい。特に致命的なのがドイツで、JU87ばかり出てくるためダミーだとばればれで、使い勝手は実によくない。イギリスも大して性能が良くないハリケーン。ばれやすい。

 この2箇国は対空砲が貧弱で戦闘機が高価なため、敵の航空機に対抗するためにもダミー航空機を最大限活用したいところなのだが、このような有様なので注意しなければならない。

 うっかりするとダミーは見抜かれて放置され、本物だけ狙い撃ちされかねない。

優秀な日本

 比べると、日本のダミー航空機は優秀である。戦闘機の零戦が出るからだ。本物の零戦の中にダミーの零戦が混ざるため、速度で判別するのは不可能である。また、日本は単純に戦闘機の性能で他国を上回るため、ダミーユニットの価値も高いといえる。圧倒的に有利だといえるだろう。

陸軍

 陸軍ダミーも同様である。陸軍のダミーで多用するのは、なんといっても戦車のダミーだろう。こちらもダミー航空機同様、使い勝手は国によって大きく異なる。

 陸軍の場合、陸上戦力の水増しのほかに、迂回させて敵に対応を強いるという使い方もある。対応を強いるということは、敵にどの程度のユニットを生産させ資金を無駄にさせるかが、ダミーユニットによって異なるということ。

使い道のないイギリス

 イギリスはそもそもまともな装甲ユニットがないため、ダミー陸軍の使い道など、ない。生産されるのはヴィッカースアーチャーといったところだが、どちらも優秀なユニットとはいえ、たったの10ドルで本物が生産できるのだから、あまり意味はない。

また、どちらも施設への攻撃手段を持たず攻撃には使えないユニットなので、相手を警戒させるためには使えない。

ダントツの使い勝手、イタリア

 なんといっても陸軍ダミーと相性がよいのは、イタリアだ。カルロM15の研究をしていない状態で使用するとカルロM11が出てしまうが、研究を終えればカルロM15だけがどんどん出てくる。本物かダミーか見分けるのは至難の業。イタリア陸軍の強さはカルロM15の性能もさることながら、ダミーの存在が大きいといえるだろう。

 敵はイタリアのカルロM15とダミーを相手にしたとき、どうせダミーだろうと思っていても確信がない限りは対処せざるを得ない。先頭の1両がダミーであっても、それに続く3両もダミーであるという保証はない。ダミーだと判断して実は本物だった、などということになると目も当てられない結果になってしまう。

ダミーの優劣

 謀略ダミーの使いやすさを考えると、優遇されている国はやはりイタリアと日本だろう。それぞれ序盤の陸・空では敵がいない。それもすべてはダミーのおかげである。

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