R.U.S.E.研究室

ARL 44

ARL 44

ARL-44の解説

 ARL-44はフランスが戦争終結後に開発した重戦車です。

 連合軍によってパリが解放されると、フランスは重戦車の開発を再開しました。しかし、戦争中ドイツに占領されていたため、戦車の技術力は後れを取っていました。当初の計画では75mm戦車砲を搭載し、装甲は60mmとされました。

 しかし、それではシャーマンにも劣ることが判明したため、装甲は120mm、主砲にはAT 17PDRを上回る攻撃力の90mm戦車砲を搭載することになりました。開発は難航し、戦争終結から数年後に完成したものの、生産数は60両に留まり、すぐに退役となりました。

ARL-44の性能

速度 35.7km
装甲 120mm
主砲 DCA45 90mm戦車砲
副兵装 7.5mm機関銃×2
重量 50t

R.U.S.E.での性能

生産
(秒)
研究
(秒)
種類 装甲 速度 装備 射程
(m)
歩兵
攻撃
車両
攻撃
施設
攻撃
対空
攻撃
45
(30)
75
(50)
車両 4 27 対戦車砲 500 - 480 - -
榴弾砲 500 40 40 40 -
機銃 250 21 21 - -

R.U.S.E.でのARL 44

 フランス軍の高性能重戦車です。

 攻撃力は高めに設定されており、スーパーパーシングと同等となっています。他国と比較してもさほど劣る部分はないように見えますが、主力戦車は数を揃えて戦うことになるため、わずかな差が大きな問題となります。

 そういう点では、移動速度の低さとコストの高さが気になります。パーシングIS-2を相手にしたとき、数の面から不利となる可能性は否めません。

 ところで、ARL 44が配備されたのは1950年。終戦から5年後のことです。プロトタイプユニットにするべきでは……。