R.U.S.E.研究室

チャーチル

チャーチル

チャーチル歩兵戦車の解説

 イギリス軍は戦車を巡航戦車と歩兵戦車に分けて開発しており、チャーチル歩兵戦車は歩兵支援戦車として開発されました。

 チャーチルに求められたものは急斜面や湿地、森林といった悪路を走破できる機動力、そしてマチルダを超える防御力でした。

 戦車戦を考えるとチャーチルは歩兵に随伴できる程度の速度しかなく、主砲も威力が不十分ですが、歩兵戦車として運用することで十分にその要求を満たしていました。その巨大な車体と重装甲を生かしてさまざまな改造が施されました。

 火炎放射器を搭載したチャーチル・クロコダイルや、迫撃砲を搭載したAVREなどのバリエーションがあります。

 チャーチルはソ連にも貸与され、高い信頼性が評価されています。

チャーチル歩兵戦車の性能

速度 24km
装甲 102mm
主砲 QF 6ポンド戦車砲(口径57mm、砲身長2.82m)
副兵装 7.92mm機関銃×2
重量 39t

R.U.S.E.での性能

生産
(秒)
研究
(秒)
種類 装甲 速度 装備 射程
(m)
歩兵
攻撃
車両
攻撃
施設
攻撃
対空
攻撃
40
(40)
- 車両 5 24 対戦車砲 400 - 300 - -
榴弾砲 400 35 35 35 -
機銃 250 21 21 - -

R.U.S.E.でのチャーチル

 イギリス軍のプロトタイプ重戦車として登場します。

 1942年には実戦に参加していて、各地で使用されている戦車にもかかわらず、なぜかプロトタイプ基地からの生産となっています。

 プロトタイプ重戦車の割には射程と攻撃力が極端に低く、他国のプロトタイプ重戦車はおろか、装甲車両基地から登場する他国の高性能重戦車にも勝てません。

 性能が低いだけではなく、移動速度も非常に遅く、生産コストは高く、生産時間も他国の超重戦車と同じで40秒もかかるという悲惨な扱いです。

 チャーチルはイギリス軍の代表的な戦車ですが、R.U.S.E.では最も使えない戦車であるといえるでしょう。