R.U.S.E.研究室

アメリカ対策

 陸軍から空軍まで使いやすく強力なユニットが揃っているアメリカ。戦術も定まっておらず、最も戦いにくい相手。

 中盤から後半の安定感は半端ではないので、できれば早い段階で叩いておきたい。

序盤

 序盤のアメリカはあまり怖くないが、ウィリス・ジープの高い偵察能力、シャーマンレンジャーの万能性、ウルヴァリンの対応力、奇襲にも優れた空軍、強力な対空バンカーM16と、対応力抜群である。どのように攻撃するにせよ相当の抵抗があることが予測できる。

 これを撃ち破るには一極集中しかないだろう。前に出てくるアメリカが相手であれば、十分に撃破することが可能だ。逆に出てこないのであれば有利な状況に持ち込むように努めるしかない。

スーパーパーシング

 アメリカ陸軍は最強である。それはスーパーパーシングがいるからだ。研究コストはそれなりだが、その高い機動力と攻撃力、そして防御力はどれをとっても文句なし。アメリカと対峙すると常にこのスーパーパーシングの脅威に悩まされることになる。

 対抗できるのは戦闘爆撃機くらいだが、アメリカには優れた対空砲がたくさんいる。一方的に撃破できるような展開は少ない。

 ついてはアメリカを倒すコツは、スーパーパーシングを生産させないことにある。ただし上記のとおりアメリカはどのような攻撃にもそれなりに対処することができるので、なかなか難しい。

サンダーボルト

 残念ながらアメリカと戦うときはスーパーパーシングだけ警戒していればいいわけではない。

 最高の使い勝手を誇るP47サンダーボルトがいるからだ。性能面を見ると中途半端に見えるP47サンダーボルトだが、速度、攻撃力、対空能力、そしてコストのすべての面で一流。さらには爆撃のモーションが特殊であるため、対空砲に撃ち落とされにくいという特徴を持つ。

 さらに合わせて運用することになる対空砲が、これまた優れた性能を持っている。アメリカを相手に制空権を取るのは至難の業である。

最強国家アメリカ

 ほとんど欠点のないアメリカを相手に有効に戦う戦術は、まず考えつかない。

 しかし、これらの強いアメリカはユニットの性能を完全に把握した上級者が使えばこその話。個々の性能では決して突出したものはないため、勝機は十分にある。

 特定の種類のユニットで集中攻撃を仕掛けよう。早い段階からアメリカを戦場に引きずり出し、相手に主導権を握らせないように戦いたい。基本的にアメリカに対しては、何かを対策するのではなくこちらから仕掛けるのが最も有効な戦術だと思う。