イギリス対策
強力な空軍を有するイギリス。資金が潤沢なイギリスに勝利するのは至難の業。序盤にイギリスをどれだけ抑えられるかが、勝利の鍵となる。
距離が近く森などの遮蔽物がないマップでのイギリスは極端に弱いので、ここでは中程度の広さのマップを想定。
空軍で叩く
大抵のイギリスはすぐに飛行場を設置してくるが、実は序盤のイギリス空軍は強くない。主力となるスピットファイア、タイフーン、ランカスターはいずれも研究が必要だからだ。
日本やドイツのような戦闘機が強力な国や、ソ連のように数で圧倒できる国ならば、ここでイギリスの航空機撃墜を狙って戦闘機を送り込んでしまうのも悪くない。さらに空挺を混ぜていけば、致命的なダメージを与えることができる。
ドイツやソ連ならばそのままイギリスを抑え込んで戦闘爆撃機を投入すれば、陸軍担当の友軍を強力にサポートして一気に勝利に持ち込むこともできよう。
軽戦車で叩く
序盤のイギリスはラッシュに弱い。特に、軽戦車ラッシュに極端に弱い。なぜなら、まともなバンカーと戦車を持たず、駆逐戦車アーチャーは研究が必要だからだ。ハリケーンは軽戦車に対する攻撃力はまずまずだが、ダミーを混ぜて進軍させればそれを攻撃している間に空襲が間に合わなくなる。
また、イギリスがラッシュに対抗するために陸軍を出してきたらしめたもの。高価なユニットが多く安定した収入を求めたいイギリスに無駄な出費を強いることができるからだ。陸軍の弱いイギリスにとって、陸上ユニットを生産することそのこと自体が無駄な出費になるのだ。
そのほか歩兵ラッシュという手段もあるが、ヴィッカースを生産されると比較的簡単に防がれてしまうので、その場合はすぐに方針を変えるように。
ランカスター対策
イギリスは対空砲が弱い。そもそも対空砲より航空機を生産したほうがコストパフォーマンスがよいため、対空砲はほとんど設置することはない。
そして早いうちからランカスターで爆撃を狙っている場合、スピットファイアはあまりいない。このときはイギリス空軍を叩きつぶすチャンス。高性能戦闘機を量産し、ダミー航空機を混ぜてイギリス司令部上空での航空戦を仕掛けよう。
イギリスが航空機を突入させてで爆撃を狙った瞬間が狙い目。飛行場へ帰る航空機を襲撃しよう。そのまま大量の戦闘機で飛行場の上空を陣取り、空挺や偵察機を送り込んでやればイギリス空軍は壊滅する。
タイフーン対策
タイフーンの攻撃は、状況によってはランカスター対策と同様の作戦で叩くことができる。
そのほか、対空砲を大量に設置してやればいくらタイフーンでも叩き落とすことができる。また、ダミー戦車を混ぜておけば被害を少なくできる。
大量の対空砲が配置され空襲のたびに大損害を出すようになれば、イギリスは空襲が出来なくなり手詰まりとなる。じわじわと陸軍を前進させていけば勝利だ。
もしもイギリスの空軍が多すぎて片っ端から襲撃されてしまうようならば、かなり資金の差がついていると考えられる。序盤のイギリスに対する攻撃が甘かったと考えるべきだろう。資金を蓄えているイギリスを放置してはならない。