R.U.S.E.研究室

親衛隊ラッシュ

 ソ連の親衛隊は生産時間がわずか1秒で、兵舎を複数建てれば一瞬で生産することができる。また、兵舎の建設費用は10ドルと破格。

 機動力のあるユニットに乏しく、T-34IS-2といった主力となり得る戦車の性能が今ひとつのため、親衛隊による攻撃は序盤の攻撃の中心となる。

 なお、ライフル銃兵も生産速度は同じものの、能力が低いため研究して親衛隊にしないとほとんど意味がない。

単純な歩兵ラッシュ

 親衛隊は非常に強力であるため、堂々と正面から攻撃するだけで勝ってしまうことも多い。まず司令部の近くに兵舎を一つ設置し、そのほかに敵司令部へ向けていくつか工兵を送り込む。最初の兵舎が設置されたら、すぐに親衛隊の研究に入る。

 敵の近くの適当なところに兵舎を設置したら、親衛隊を量産する。とにかくたくさんの数を生産する。これを敵司令部に向かわせる。敵と交戦するときは電撃戦と狂気を必ずかけること。かけ声はウラー!(ypaaaaaa!)

 敵が適切に対処しなければ、これだけで勝利してしまう。攻撃の際には敵の兵舎の占領を狙い、占領したらすぐに親衛隊を量産しよう。マジノバンカージークフリート要塞を発見したら、近づかないこと。また、敵が軽戦車を量産して待ち構えていた場合、ほぼ失敗する。

兵舎を複数設置し、多方面攻撃を仕掛ける

 上級者は歩兵ラッシュに対する対策を取ってくるので、単調な攻撃では阻止されてしまう。その場合の別の手段を考えてみる。

 一つ目は、兵舎をいくつもの方向に設置し、多方面から攻撃を仕掛けるという作戦。ソ連の兵舎は安価であり、たとえ設置に失敗してもたいした被害は出ない。ひとたび設置してしまえば、あっというまに親衛隊を量産することができる。

 親衛隊を止めるのはかなりの労力が必要であるため、敵はその対応に追われることになる。敵を攪乱させることができれば、序盤のソ連の仕事としては十分成功したといえよう。

対戦車ユニットとの組み合わせ

 親衛隊は高い攻撃力を持つものの、射程が短いために戦車には射程外から攻撃されてしまう。それなりの数の戦車で迎撃されると、一方的に撃破されてしまうことになる。

 そこで戦車に対して有効なAT 45MMSU-85を組み合わせる方法がある。ソ連はSU-100が後半の主力ユニットとなるため、後のことを考えても無駄が少なく、敵から攻められた場合でも守りやすいため、有効ではないだろうか。

奇襲を忘れない

 後半は強力なユニットが出てくるため親衛隊の存在が忘れられがちだが、兵舎を送り込んで攻め込む機会をうかがいながら戦うことを忘れないようにしたい。

歩兵ラッシュに向かない国

 ソ連はフランスやイタリアと相性が悪い。ソ連が歩兵を得意としているのに対して、フランスやイタリアは戦車を得意としているからだ。戦車を量産されて陣取られてしまうと、歩兵はそこへ近づくことができない。特にフランスはマジノバンカーまであるため、非常に辛い戦いとなるだろう。

歩兵ラッシュを狙いやすい国

 イギリスは歩兵ラッシュにとても弱い。ヴィッカースを揃えられるとなかなか難しいが、歩兵以外には役に立たないユニットなのでイギリスはあまり生産したくないものでもある。生産時間も遅い。そして安価な偵察ユニットも存在しないため、兵舎の設置に気づかないことも多い。