R.U.S.E.研究室

マジノバンカー

マジノ線の解説

　マジノ線はフランスがドイツとの国境に構築した大規模な要塞です。

　第一次世界大戦で多大な被害を受けたフランスは、ドイツからの侵攻に備えて国境沿いに要塞を建築することにしました。マジノ線はベルギーからスイスまでの長大な距離に15km間隔で108の要塞を設置し、要塞同士は地下鉄によって連絡が取れるようになっていました。コンクリートの厚さは3m以上で、発電所や弾薬庫を備えています。

　ドイツ軍はマジノ線のあるフランス国境は通過せず、ベルギーの領土を迂回することでフランスに侵攻。マジノ線がその実力を発揮することはありませんでした。

R.U.S.E.での性能

R.U.S.E.でのマジノバンカー

　フランスの要塞として登場します。

　2門の対戦車砲と火炎放射を備えており、戦車と歩兵には圧倒的な強さを誇ります。耐久力もゲーム中最大で、序盤に設置できれば簡単に破壊されることはありません。

　ただし榴弾と爆撃に対しては無力なので過信は禁物です。序盤でのコスト40ドルは決して小さくありません。また、後半では設置の難しさやより強力なユニット登場から、あまり活躍の機会はないでしょう。