キングタイガー
©ドイツ連邦公文書館 Bild 101I-680-8282A-03A Faupel
キングタイガーの解説
ティーガーII重戦車はタイガーの発展型で、第二次世界大戦において最強の戦車といえます。アメリカ軍にはキングタイガー、イギリス軍にはロイヤルタイガーと呼ばれていました。ドイツ語読みでケーニヒスティーガーと呼ぶこともあります。
車体は傾斜装甲を採用しており、タイガーよりもパンターに似ています。ソ連軍は新型豹戦車と呼んでいました。
主砲はタイガーよりさらに強力な長砲身のFLAK 88MMを採用しており、2,000mの距離から132mmの装甲を撃ち抜くことができました。防御力は前面装甲が150mm、側面でも80mmの重装甲を誇ります。この絶大な攻撃力と防御力を持つキングタイガーに対抗できる戦車は、連合国には存在しませんでした。
生産数は合計で489両と数は少なかったものの、バルジの戦いなどに投入され敵戦車部隊に打撃を与えました。
キングタイガーの性能
速度 | 35km |
---|---|
装甲 | 180mm |
主砲 | 88mm KwK43戦車砲(口径88mm、砲身長6.24m) |
副兵装 | 7.92mm機関銃×3 |
重量 | 69t |
R.U.S.E.での性能
生産 (秒) |
研究 (秒) |
種類 | 装甲 | 速度 | 装備 | 射程 (m) |
歩兵 攻撃 |
車両 攻撃 |
施設 攻撃 |
対空 攻撃 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
50 (30) |
100 (50) |
車両 | 5 | 28 | 対戦車砲 | 500 | - | 480 | - | - |
榴弾砲 | 500 | 40 | 40 | 40 | - | |||||
機銃 | 250 | 33 | 33 | - | - |
R.U.S.E.でのキングタイガー
キングタイガーは実戦投入された戦車としては最強の戦車です。しかし、R.U.S.E.には試作で終わった戦車や、ごく少数しか生産されなかった戦車が平然と登場するため、性能はぱっとしたものではありません。
研究費は重く、生産コストもかかる。
移動速度も低いため、アメリカのスーパーパーシングのような活躍は期待できません。一応装甲車両基地から生産できる戦車としては最高の性能を持ちますが、プロトタイプ基地から登場する超重戦車と比較すると微妙な存在です。
マウスとどちらを生産するか悩むことになりそうですが、その場合は資金も豊富にあることが予想されるため、マウスを生産した方がよいでしょう。
ちなみにシルエットはかなり格好良く、必見です。