FLAK 88MM

Flak 88mm高射砲の解説
FLAK 88MMはドイツ軍の高射砲です。88ミリ高射砲、ハチハチ、アハトアハト(ドイツ語でハチハチ)などと呼ばれます。
高射砲は航空機からの対地攻撃を防ぐための対空砲ですが、FLAK 88MMは高射砲としてよりも対戦車戦闘に用いられ、多くの戦果を上げたことで有名です。強力な火力を持っており、1,000mの距離から100mmの装甲を貫くことが可能でした。最終的には、高射砲としてではなく、ほぼ対戦車砲として使用されています。
FLAK 88MMが活躍した有名な戦いは、ハルファヤ峠の戦いです。イギリス軍の大攻勢を受けたドイツ軍は、対空用であったFLAK 88MMで水平射撃を行い、マチルダを含む数十両の戦車を撃破する戦果を上げました。
FLAK 88MMはタイガーやキングタイガーの主砲としても採用されています。
R.U.S.E.での性能
生産 (秒) |
研究 (秒) |
種類 | 装甲 | 速度 | 装備 | 射程 (m) |
歩兵 攻撃 |
車両 攻撃 |
施設 攻撃 |
対空 攻撃 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40 (15) |
- | 歩兵 | - | 24 | 対戦車砲 | 500 | - | 400 | - | - |
対空砲 | 600 | - | - | - | 25 |
R.U.S.E.でのFLAK 88MM
研究は必要なく、対車両攻撃にも対空攻撃にも用いることができ、その両方で強力な攻撃力を有しています。航空機を一撃で「!」状態にすることができます。
問題は40ドルという非常に高い生産費用、そして森に入ることができないことです。対戦車砲や対空砲とは異なり、森に入ることができません。装甲がないため大砲に弱く、航空機を一撃で「!」状態にできるとはいえ、複数の同時攻撃を受ければ簡単に撃破されてしまいます。
日本の八八式7.5cm野戦高射砲は20ドルと安いので役に立つのに対して、FLAK 88MMは40ドルであるため、有効に使うのはなかなか難しいものがあります。