R.U.S.E.研究室

A13巡航戦車

A13巡航戦車

巡航戦車Mk.III(A13)の解説

 アメリカのジョン・W・クリスティーは独自に戦車の開発を行っていました。高速のクリスティー式戦車に興味を示したイギリスは、クリスティーを招いてモーリス社で改良型巡航戦車を開発することにしました。

 こうして完成したのが巡航戦車Mk.III(A13)です。しかし装甲が最大でも14mmしかなかったため、装甲を30mmに増やした巡航戦車Mk.IV(A13 Mk.II)の開発が進められました。1939年にMk.IIIは65両、Mk.IVは665両が生産されています。

 A13巡航戦車はフランスでの戦闘や北アフリカ戦線に投入されました。

巡航戦車Mk.III(A13)の性能

速度 48km
装甲 30mm
主砲 QF 2ポンド戦車砲(口径40mm)
副兵装 7.7mm機関銃×1
重量 15t

R.U.S.E.での性能

生産
(秒)
研究
(秒)
種類 装甲 速度 装備 射程
(m)
歩兵
攻撃
車両
攻撃
施設
攻撃
対空
攻撃
20
(5)
- 車両 1 43 対戦車砲 250 - 100 - -
榴弾砲 250 30 30 30 -
機銃 250 21 21 - -

R.U.S.E.でのA13巡航戦車

 いちおう中戦車という扱いで登場します。

 生産コストは立派に中戦車なのですが、性能はどう見ても軽戦車です。驚くべきことに、フランスのB1 BISと同じコストです。移動速度は軽戦車としての運用に適しているように見えますが、コストを考えると実用性は皆無といってよいでしょう。

 ちなみにマチルダも軽戦車並みに弱いので、イギリスで装甲車両基地を設置する価値はほとんどありません。