マチルダ
マチルダII歩兵戦車の解説
マチルダII歩兵戦車は、重装甲を誇ったイギリスの戦車です。初期のイギリス軍機甲部隊の主力となり、主に北アフリカの戦いで活躍しました。
北アフリカの戦いで装甲75mmのマチルダはイタリア軍のあらゆる攻撃を弾き返し、2ポンド砲は次々と敵戦車を撃破しました。その姿は兵士たちから「砂漠の女王」と呼ばれるほどでした。ドイツ軍が参戦してからも、III号戦車や初期の短砲身IV号戦車に対し、抜群の防御力を発揮しました。
ただし、マチルダは歩兵戦車でありながら榴弾砲を使うことができなかったため、これが常に問題となりました。やがて長砲身IV号戦車が登場すると防御面での優位性はなくなり、速度の遅さから改良も見込めず、マチルダはその役目を終えました。
マチルダII歩兵戦車の性能
速度 | 24km |
---|---|
装甲 | 75mm |
主砲 | QF 2ポンド戦車砲(口径40mm、砲身長2.08m) |
副兵装 | 7.92mm機関銃×1 |
重量 | 27t |
R.U.S.E.での性能
生産 (秒) |
研究 (秒) |
種類 | 装甲 | 速度 | 装備 | 射程 (m) |
歩兵 攻撃 |
車両 攻撃 |
施設 攻撃 |
対空 攻撃 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25 (15) |
- | 車両 | 4 | 24 | 対戦車砲 | 250 | - | 100 | - | - |
榴弾砲 | 250 | 30 | 30 | 30 | - | |||||
機銃 | 250 | 21 | 21 | - | - |
R.U.S.E.でのマチルダ
イギリス軍の重戦車として登場します。
最初から生産できるユニットとしては重装甲ですが、射程を含めた攻撃力は最低クラスとなっています。つまり防御力以外は軽戦車並みです。中戦車には勝てません。
加えて移動速度が低く、生産コストも高めなので活躍の機会はまずありません。フランスのB1 BISと比べると何もかもが劣っているのが悲しいところです。
また、イギリスには高性能重戦車が存在しないこと、中戦車も弱いこと、偵察車も高いことから装甲車両基地が設置されることも少なく、マチルダの姿を見ることは滅多にありません。