KV-1
KV-1重戦車の解説
KV-1はT-34とともにソ連軍の中心となって戦った重戦車です。当時としては驚異的な重装甲と、高い火力によって、ドイツ軍の戦車や対戦車砲に対して無敵ともいえる性能を誇りました。ドイツ軍はKV-1を「怪物」と呼んで恐れました。
前面装甲は90mm、側面でも75mmという重装甲で重量も43tあり、当時のドイツ軍でこれを撃破できるのはFLAK 88MMのみでした。
KV-1はエンジン出力が不足しており機動性が低く、その大重量は橋や道路を壊してしまうことが多かったため、現場での評価はあまりよくなかったそうです。主砲は76.2mm砲ですが、これはT-34と同じものであるため、次第に攻撃力不足が見られるようになります。
後に軽量化とエンジン強化されたKV-1Sや、85mm砲を搭載したKV-85が登場しました。また、152mm砲を搭載したKV-2という重戦車も生産されました。KV-2はたった1両で道路に立ちふさがり、2日間に渡ってドイツ軍の進撃を阻んだという話があります。
KV-1重戦車の性能
速度 | 35km |
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装甲 | 90mm |
主砲 | ZIS-5 76.2mm戦車砲(砲身長3.16m) |
重量 | 45t |
R.U.S.E.での性能
生産 (秒) |
研究 (秒) |
種類 | 装甲 | 速度 | 装備 | 射程 (m) |
歩兵 攻撃 |
車両 攻撃 |
施設 攻撃 |
対空 攻撃 |
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40 (20) |
- | 車両 | 4 | 22 | 対戦車砲 | 400 | - | 300 | - | - |
榴弾砲 | 400 | 35 | 35 | 35 | - | |||||
機銃 | 250 | 21 | 21 | - | - |
R.U.S.E.でのKV-1
ソ連軍の重戦車として登場します。研究不要で序盤としては優秀な性能ですが、コストがかかることと、速度が非常に遅いことがネックとなります。
生産費用40ドルは中戦車2両分に相当します。序盤の40ドルの出費は大きいので生産するかは微妙なところです。しかし、やはり序盤において高い攻撃力と分厚い装甲は魅力的です。少数を生産して戦闘を有利にすすめることもできるでしょう。
ちなみに上位ユニットであるIS-2を研究すると、生産コストは40ドルから35ドルに下がります。