A27クロムウェル
A27クロムウェル巡航戦車の解説
A27クロムウェル巡航戦車は、第二次世界大戦最速の戦車と言われるイギリスの戦車です。戦闘機用のマーリン・エンジンを改造したミーティア・エンジンを搭載し、最高速度64kmという戦車としては類を見ないスピードを誇りました。
しかしながら、A27クロムウェルの生産が開始されたのは1943年で、主砲の6ポンド砲は明らかに威力不足で、装甲も75mm程度と十分とはいえない性能でした。後に75mm砲を搭載したものの、すでにイギリス軍の主力戦車はシャーマンになっていました。
A27クロムウェルは主に偵察任務に用いられ、ファレーズ包囲戦では快速を活かし、退却するドイツ軍を追撃して活躍しています。車体は後の戦車のベースとして採用されており、AT17 PDRを搭載したチャレンジャー巡航戦車、新しく設計されたコメット巡航戦車があります。
A27クロムウェル巡航戦車の性能
速度 | 64km |
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装甲 | 76mm |
主砲 | QF 6ポンド戦車砲(口径57mm、砲身長2.82m) |
副兵装 | 7.92mm機関銃×2 |
重量 | 27.5t |
R.U.S.E.での性能
生産 (秒) |
研究 (秒) |
種類 | 装甲 | 速度 | 装備 | 射程 (m) |
歩兵 攻撃 |
車両 攻撃 |
施設 攻撃 |
対空 攻撃 |
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25 (10) |
50 (50) |
車両 | 3 | 43 | 対戦車砲 | 300 | - | 200 | - | - |
榴弾砲 | 300 | 33 | 33 | 33 | - | |||||
機銃 | 250 | 21 | 21 | - | - |
R.U.S.E.でのA27クロムウェル
イギリス軍の高性能中戦車として登場します。
移動速度43kmは装甲3の中戦車では最速で、操作次第では敵戦車の追撃を振りきって敵拠点を荒らしまわることも可能です。
最大の問題はコストで、研究費用50ドル、生産費用25ドルは他国の中戦車と比べても高価で、数を揃えて戦うことが基本となる中戦車としては致命的な欠点となっています。
また、性能も他国の中戦車と比べて優れているわけでもないため、主力としても奇襲用としても研究・生産することがリスクとなる微妙なユニットとなっています。
せめて、移動速度は47km/hでもよかったのではないでしょうか。